[ ハーブと精油の安全性について ]

南インド バンガロールこのブログでは、ときどきハーブティーの紹介をさせていただいていますが、
おいしく飲んで、楽しんでいただくために、『ハーブの安全性』について掲載させていただきます。

セントジョーンズワートをハーブティーとして楽しむときには
大量を長期にわたって使用しないでください。
以下は、セントジョーンズワートでのハーブ療法(ハーブティーも含む)を行いたい方のための、注意事項です。

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セントジョーンズワートについて

大半のハーブは一般にきわめて安全で、副作用もほとんどありません。
しかし、注意して扱わなければならないのも事実です。単独で使用する限りは安全なハーブの多くが、医薬品やサプリメントと併用することで危険性を生じることがあります。
セントジョーンズワートがその良い例です。軽度のうつ状態に対して、セントジョーンズワートの自然療法での有効性が、多くの研究で示されています。しかしエイズやその他の疾患の治療に用いられる特定の医薬品と併用すると、セントジョーンズワートはその併用医薬品の効力を損なってしまいます。
また、セントジョーンズワートと選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)や三環系抗うつ薬などは、同様の作用を示すという研究結果が出ています。過剰効果(薬が効きすぎる)と副作用の増強を避けるため、併用は避けるべきです。(※1)

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☆★☆セントジョーンズワート ST.JOHN’S WORT☆★☆
(一般に安全なハーブだが、注意して用いること)

【効用】
軽度~中程度のうつ病、季節性情緒障害、不安症、不眠症などに用いる。

【併用不可】
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)との併用で
・傾眠症状が強くなりすぎる。
・危険な相互作用の報告はないが、体内セロトニンレベルが過剰に上昇しセロトニン症候群と呼ばれる深刻な症状を引き起こす可能性がある。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)に代えてセントジョーンズワートを使用したい場合には、医師に相談のこと。

三環系抗うつ薬とセントジョーンズワートの
両者が同様の作用を示すことが研究報告されている。
過剰効果と副作用の増強を避けるため、併用は避けるべきである。

【使用上の注意】
医師に相談することなく使用しないこと。経口避妊薬、エイズ治療薬のインジナビルindinavir(抗HIV薬)など、特定の医薬品の効力を阻害することがある。選択的セロトニン再吸収阻害剤やめまい治療薬サマトリプタンsumatriptanなどとは併用しないこと。使用中は、日やけライトや日光に長時間暴露しないこと。妊婦には、子宮出血や流産を誘発することがある。

【用量】
ヒペリシン0.3%、ヒペルホリン4%に標準化された抽出物を含有するカプセル300mgを1日3回。あるいは医師の指示に従う。(※2)

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【厚生労働省の報道発表資料】
セント・ジョーンズ・ワート(セイヨウオトギリソウ)と医薬品の相互作用について
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1205/h0510-1_15.html
厚生労働省から、セント・ジョーンズ・ワートを含有する製品を摂取することにより、インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬の効果が減少することが報告されています。(※3)

【「健康食品」の素材情報データベース】
(独立行政法人 国立健康・栄養研究所)
セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail85.html

【「健康食品」の安全性・有効性情報】
(独立行政法人 国立健康・栄養研究所)
http://hfnet.nih.go.jp/

 

参考文献:(※3)『厚生労働省の報道発表資料』&(※1,2)『ハーブの安全性ガイド(クリス・D・メレティス 著/川口建夫 訳/フレグランスジャーナル社)』より引用